ゼニカルがあれば太らないの?

ゼニカルは服用すれば食事制限や運動をしなくても痩せる事が出来ると言われているダイエット薬ですが、その表現は必ずしも正しいという訳では無く、場合によっては太ってしまう可能性もゼロでは無いです。
それではどういう場合に太ってしまう可能性があるのかというと、摂取するカロリーがあまりにも多い場合は脂肪分の吸収が阻害されても三割程度なので、消費カロリーよりも摂取カロリーが多くなって太ってしまう可能性があります。
また、大幅に摂取するカロリーが消費カロリーよりも多いという訳では無くても太ってしまう可能性もあります。
脂肪は三大栄養素の一つであり、たんぱく質や炭水化物と比べると同じ質量でもカロリーが多く、その吸収を阻害する事は摂取カロリーを抑える上でも効果が大きいという事には間違いないのですが、太る原因というのは脂肪だけでは無いです。
例えば、普段の食事の中でたんぱく質や炭水化物ばかりを摂取していて脂肪をほとんど摂取していないのに太ってしまってダイエットをしようとする場合、ゼニカルを服用しても脂肪の吸収を阻害するだけであって他の栄養素は吸収されてしまいます。
つまり、この場合はゼニカルを服用してもほとんど効果が無いという事になります。
ただ、大抵の人はゼニカルを服用するだけでも体重の増加を抑えるのには役立つ可能性が高く、太ってしまう事を気にする必要はないです。
それはアメリカの治験データからも分かる事であり、治験の結果では一年間で多少なりともダイエット効果があった人は87%となっていて9割近くの人がダイエットに成功しているのです。
元々痩せている人であればなかなか痩せる事が出来ない可能性はありますが、そうした人はダイエットをする必要は無いです。
一方、もし太っていてゼニカルを服用しても痩せられないという場合は、自分の健康にも悪影響がある事からも食事制限も同時に行った方が良いです。

ゼニカルはサプリメント?医薬品?

ゼニカルの知名度は、テレビで取り上げられたことから多くの人が知ることになり、手軽にダイエットができるものとして考えられています。
しかし、ダイエットのために飲めるものはサプリメントであると勘違いしている人が多く、場合によっては医薬品さえサプリメントという人もいるので勘違いのないように違いを理解しておく必要があります。
まず、サプリメントは不足する栄養素を効率良く補給するための食品であり、何らかの理由により十分な栄養素を摂取できない人が利用するものです。
決して病気を治療するために飲むものではなく、効果を保証するものでもありません。
例えば亜鉛を飲んだら精力が付く、ノコギリヤシを飲んだら薄毛が治ったというような効果は保証されていませんし、科学的根拠もありません。
あくまでも必要とする栄養素を効率良く摂取するためのものなので、ダイエットに効果があるということは明示することができないのがサプリメントとなります。
対する医薬品は、効果や効能を科学的なデータによって証明することのできるもので、臨床試験などを用いて十分な成果が発揮できたものを指します。
安全性や効果、副作用や容量なども繰り返し分析し、公的機関に認められることで初めて世に出すことができます。
当然ながら効果が出る分だけ副作用の可能性があり、生命にも関わるものが多いため、医師が処方することが条件となります。
ゼニカルは栄養補給をするためのものではなく、科学的根拠に基づいた成分の作用によってダイエットに効果的な医薬品となっています。
日本ではまだ安全性が認められていないため認可されていませんが、アメリカのFDAでは認められており、世界各国で肥満治療の飲み薬として利用されています。

ゼニカルの服用の仕方

ゼニカルの服用の仕方は、食後1時間以内に服用するだけと非常に簡単です。
ゼニカルは、ダイエット効果を高める為に1回の用量を増やしても、ダイエット効果に大きな差異が認められ無い医薬品なので、食後1時間以内に決められた用量の服用でダイエット効果が期待出来ます。
又、通常のダイエットの様な脂肪を燃焼させる毎日の運動やストレスの溜まる食事制限の必要が無く、継続して服用するだけでリバウンドも無く高いダイエット効果が期待出来るとして、世界各国で人気のダイエットピルです。
ゼニカルの主要成分のオルリスタットは、半減期が1時間から2時間と比較的短いので、食後1時間以上経ってからの服用はダイエット効果が低下するとされています。
ゼニカルは、消化器官で作用し体内に蓄積される事無く数日で便と共に排出され、肥満症の治療薬として日本国内で認可されている食欲抑制剤の様に食欲に関連する脳の中枢神経に作用する事が全く無いので、薬物依存性や肺高血圧症などの重度の副作用な危険性や頻度が低く非常に安全性が高いされています。
その為、長期の服用が可能とされています。しかし、安全性の高いゼニカルですが、全く副作用が無い訳では無く軽い症状など幾つかの副作用があります。
ゼニカルは、摂取した脂肪を未消化のまま排出する為に、便が柔らかく油状になる事が多く便意のセルフコントロールが難しくなったり、排出される脂肪と共に脂溶性ビタミン類などの栄養素も排出されてしまう副作用があります。
その為、女性用のナプキンや成人用のオムツを着用したり、ゼニカル服用後2時間以上のインターバルをおいてからサプリメントで不足する栄養素を補うなどの対応が必要とされています。